五輪不参加なら“ロシア人観戦者が失望”
IOC(=国際オリンピック委員会)が国家ぐるみのドーピング隠しを理由にロシアの全選手のリオデジャネイロオリンピックへの参加資格を剥奪するかどうか検討していることについて、開催地のロシア総領事館のトップが取材に応じた。
在リオデジャネイロ・ロシア総領事館のトクマコブ総領事はNNNの取材に対し、「ドーピングには反対する」との立場を強調した上で、次のように語った。
トクマコブ総領事「もしロシア代表選手の五輪出場が認められなければ、ロシア人観戦者は非常に失望するでしょう」「IOCはまだ調査中で、未発表の具体的な事実を考慮して正しい決断を下してくれると信じています」
ロシア総領事館によると、約6000人のロシア人観光客らがリオで行われる様々な競技のチケットをすでに購入しているということで、トクマコブ総領事はロシア人選手の出場に強い期待を示した。
ロシアの代表選手団は早ければ来週にもリオデジャネイロに到着する見通しだという。