来週、オリンピックが開幕するブラジル・リオデジャネイロで、停車中の車が次々と強盗に襲われる事件があった。

　地元メディアによるとリオデジャネイロの繁華街で２６日夜、渋滞で停車中の車が襲われた。防犯カメラの映像では銃を持った男が車の扉を開け、運転手を外に出させて持ち物を奪う様子が映っている。目撃者によると少なくとも８人が襲われ車１台が奪われた。この地区にはオリンピックのセーリングの競技会場があり、先月もパラリンピックの選手が強盗の被害にあっている。

　また、リオデジャネイロの国際空港で２６日、到着したばかりの日本人が話しかけられた隙に、カメラなどの入ったカバンを盗まれた。日本の総領事館は同様の手口が相次いでいるとして注意を呼びかけている。