モスクワでドローン攻撃 ロシアが報復示唆…キーウなどで空襲警報発令
ロシア・モスクワなどでドローンによる攻撃が相次ぎ、ロシア国防省がウクライナへの報復攻撃を示唆するなか、キーウなどでは25日、空襲警報が発令されました。
ロシア国防省などによりますと、ウクライナ軍のドローン2機が24日、モスクワに飛来し、1機は建設中のビルに衝突、もう1機は国防省近くに落下しました。ドローンは妨害電波で墜落し、死傷者は確認されていないということです。
一方、ロシアが実効支配するクリミア半島でも24日、ウクライナのドローンがロシア軍の弾薬庫を攻撃したということです。
ロシア国防省は同日、「厳しい報復措置」を取ることを示唆していて、25日早朝にはキーウなどに空襲警報が発令されましたが、ウクライナ軍によるとドローンはすべて撃墜され、重大な被害はなかったということです。