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最後の週末…激戦州での訴え続く 大統領選

2016年11月6日 12:23
最後の週末…激戦州での訴え続く 大統領選

 アメリカ大統領選挙は投票まであと2日となった。最後の週末となる6日、両候補はともに激戦州で訴えを続けているが、トランプ氏の演説中には不審者が取り押さえられるひと幕もあった。

 民主党・クリントン候補は選挙戦最後の土曜日、弱点の若者票の取り込みを狙い、人気歌手のケイティ・ペリーさんのコンサートに登場した。

 クリントン氏「来るべき投票日までに私たちがなすべきことをなせば、私たちは新たな始まりを迎えることができる」

 その後、ステージに呼び込まれたペリーさんも熱のこもった歌の後、クリントン氏への投票を訴えた。

 ペリーさん「あなたたちも彼女を大統領にするために協力してくれますか?(一緒に)歴史を作りましょう」

 クリントン氏は最終日の7日には激戦州ノースカロライナで深夜に異例の選挙活動を行うことを決め、勝利への執念を見せている。

 一方の共和党・トランプ候補は5日の演説中、シークレットサービスに守られながら一時ステージを降りる場面があった。参加者の中に不審な行動をした人物を警察が発見したのが原因ということで、演説は5分後に再開された。

 トランプ氏「誰も我々を止めることはできない」

 トランプ氏も6日は激戦州5か所を回る予定。