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米雇用統計発表 市場予想を下回る

2017年1月6日 23:34

 アメリカの去年12月の雇用統計が6日、発表され、就業者数は市場の予想を下回った。

 アメリカ労働省は6日、去年12月の雇用統計で景気の動向を反映する農業部門以外の就業者数は前の月より15万6000人増加したと発表した。市場予想を下回った形。また、失業率は4.7%と市場予想とほぼ同じだった。

 日本の中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)は去年12月、1年ぶりの利上げを決定した。市場関係者は「FRBは今回の雇用統計の結果とトランプ次期大統領の経済政策を見極めて次の利上げのタイミングをはかっていくだろう」と話している。