バグダッドで爆弾テロ相次ぐ 20人死亡
イラクの首都バグダッドで8日、爆弾テロが相次ぎ、少なくとも20人が死亡した。いずれも過激派組織「イスラム国」による自爆テロとみられている。
ロイター通信によるとバグダッド東部で8日、爆弾を積んだ車が市場に突っ込み、爆発した。少なくとも13人が死亡、50人以上がケガをしたという。
また同じ日、別の市場でも自爆テロがあり、7人が死亡した。
いずれも現場は、イスラム教シーア派住民が多い地区で、事件後「イスラム国」は犯行声明を出し、敵視するシーア派を狙ったなどと主張した。
イラクでは「イスラム国」の最大拠点・モスルの奪還作戦が行われているが、バグダッドをはじめ各地で「イスラム国」が爆弾テロを繰り返している。