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“狂犬”マティス氏、ロシアに警戒感

2017年1月13日 5:36
“狂犬”マティス氏、ロシアに警戒感

 アメリカのトランプ次期大統領が国防長官に指名した「狂犬」との異名をもつマティス氏は12日、ロシアがNATO(=北大西洋条約機構)を壊そうとしているなどと警戒感を示した。

 国防長官に指名された元アメリカ中央軍司令官マティス氏は、議会での承認をえるための公聴会に出席し、アメリカが厳しい環境におかれていると危機感を示した。

 マティス氏「アメリカはロシアやテロ組織、南シナ海での中国の動きにより、第二次世界大戦以降、最大の攻撃にさらされている」

 また、ロシアについてトランプ氏は関係改善を主張しているが、マティス氏は厳しい姿勢をみせた。

 マティス氏「最も重要なことは、我々がプーチン大統領とどのようにわたり合うか。現状を認識するとともに、ロシアがNATOを壊そうとしていることも認識することだ」

 マティス氏は、同盟国と協力し、ロシアに対応する必要性を強調するとともに、トランプ氏とも議論を交わしていることを明らかにした。