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露制裁解除と引き換え“核兵器削減”目指す

2017年1月16日 12:54
露制裁解除と引き換え“核兵器削減”目指す

 アメリカのトランプ次期大統領はイギリスのタイムズ紙とドイツのビルト紙の合同インタビューで、ロシアへの制裁解除と引き換えに核兵器削減についての合意を目指す考えを示した。

 15日に掲載されたインタビューはニューヨークで行われたもので、トランプ氏はシリア情勢などを巡りロシアに科されている制裁を解除するのと引き換えに、プーチン大統領との間で核兵器の削減について合意を目指す考えを示した。

 一方、難民受け入れを進めたドイツのメルケル首相については「政策は破滅的な誤りだった」と批判した。

 トランプ氏「メルケル首相は非常に破滅的な誤りをひとつ犯した。どこから来たのか誰も知らないような人々をみんな受け入れてしまった」

 また、トランプ氏は移民問題により、多くの国が影響を受けているとして、イギリスに倣ってEU(=欧州連合)を離脱しようとする国が他にも出るだろうと述べた。