アサンジ容疑者処遇は…エクアドル大統領選
南米エクアドルで2日、大統領選挙の決選投票が行われている。政権が交代すれば、イギリスにある大使館で保護している内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジ容疑者の処遇が変わる可能性もある。
決選投票は、現職のコレア大統領の後継候補である左派のモレノ前副大統領と、元銀行頭取で右派のラソ氏の間で争われる。ロイター通信によると、事前の世論調査では、モレノ氏がリードしているという。
エクアドルは、内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者で、性的暴行の容疑がかけられているアサンジ容疑者を、イギリスにあるエクアドル大使館で5年近く保護している。
今回の選挙戦ではその是非も争点となっており、政権交代となれば、アサンジ容疑者の処遇が変わる可能性もある。