大使館空爆への報復…イランによるイスラエル攻撃 バイデン氏「すぐにでもあり得る」
イランが大使館空爆への報復としてイスラエルを攻撃するとしていることについて、アメリカのバイデン大統領は、すぐにでもあり得るとの見方を示しました。
バイデン大統領「(Q.攻撃は差し迫っている?)私の予想ではすぐにでもあり得る」「(Q.イランへのメッセージは?)やめろ」
バイデン大統領は12日、このように述べた上で、「イスラエルの自国防衛を支援する、イランの攻撃は成功しない」とけん制しました。
イスラエル北部では、12日もイランが後ろ盾になっているシーア派組織ヒズボラによるとみられる越境攻撃が続いています。イスラエル軍は、「様々なシナリオに対応する計画を承認した」として、イラン側から大規模な報復攻撃があった場合、これに応戦する構えをみせています。
こうした中、ドイツはイランにいる自国民に出国を呼びかけているほか、複数の航空会社がテヘランへのフライトを取りやめるなど緊張が高まっています。