3年以上勾留の人権派弁護士あす裁判 中国
中国で3年以上勾留が続いている人権派弁護士の裁判が、26日に開かれることが明らかになった。
26日、地方裁判所に相当する、天津市の第二中級人民法院で裁判が開かれるのは、去年2月に国家政権転覆罪で起訴された王全璋弁護士。
中国では2015年7月、人権派の弁護士や活動家が一斉に身柄拘束され、関連して300人以上が取り調べなどを受けた。そのうち15人が起訴されたが、王弁護士だけが3年以上勾留されながらも裁判が開かれていない。この間、家族の面会は許されず、事実上、生死さえも不明だとして、欧米諸国なども強い懸念を示している。