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過剰投与85人殺害 元看護師に終身刑 独

2019年6月7日 12:39

ドイツ北部の病院で、患者に薬剤を過剰に投与し85人を殺害した罪で元看護師の男に6日、終身刑が言い渡された。

地元メディアなどによると、ニールス・ヘーゲル被告は2つの病院で看護師として勤務していた2000年以降、患者に薬剤を過剰に投与し100人を殺害した罪に問われていた。

ドイツ北部オルデンブルクの裁判所は6日、このうち85人の殺害を認定し、ヘーゲル被告に対し最も重い終身刑を言い渡した。ヘーゲル被告は4年前にも別の2人を殺害したとして終身刑を言い渡されている。

被告は犯行の動機について、薬剤でわざと患者を危険な状態にして、自らの蘇生技術を見せつけたかったとしている。

また裁判では50件以上について「覚えていない」と主張したという。