イスラエル国防相「作戦の転換点だ」人質の救出作戦進める考え
イスラエルのガラント国防相は12日、パレスチナ自治区ガザ地区で、人質2人を救出したことを受け、「作戦の転換点だ」と述べ、さらなる救出作戦を進める考えを示しました。
イスラエル軍は12日、ガザ地区南部のラファで、ハマス側に拘束されていた人質2人を救出しました。
これを受けて、ガラント国防相は、「作戦の転換点だ。さらなる作戦が行われる日は遠くないだろう」と述べ、救出作戦を進める考えを示しました。
一方、パレスチナ自治区のメディアは、12日、空爆などによりラファで少なくとも74人が死亡したとしているほか、ハマス側は、これまでのイスラエル軍の攻撃で人質3人が死亡したと発表しています。
アメリカ・ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は、人質の救出を歓迎した一方で、「民間人の犠牲はゼロであることが適切だ」と述べ、イスラエル側にガザ地区の民間人の保護を改めて求めました。