香港では先週、デモに参加していたとみられる男性が死亡し、抗議活動が過激化している。こうした中、１１日朝、抗議活動中のデモ隊に警察官が発砲し、少なくとも１人がケガをした。香港から中継。

警察官が発砲したのはいまから約３時間前。香港メディアによると、警察官がもみ合いになったデモ隊に向けて実弾３発発砲したという。この発砲により、少なくとも１人がケガをしたという。腹部に銃弾を受けたデモ参加者は病院に搬送されたが、意識はあるという。

１１日、香港では朝から交通の妨害やストライキなどが呼びかけられ、警察も警戒していたが、平日の朝にもかかわらず各地でデモ隊と警察の衝突に発展した。

香港ではデモに参加していたとみられる２２歳の大学生が死亡してから警察に対する反発が高まっており、抗議活動がより過激化している。

さきほど入ってきた情報ではこの場所以外でも警察が発砲したとの情報があり、混乱が続いている。