仏ピアノコンクールで日本人が1位・2位
若手演奏家の登竜門として知られるフランスのロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクールのピアノ部門で、日本人ピアニストが1位と2位を占める快挙を達成した。
76年前に創設されたこのコンクールは、ピアノのほか、バイオリンと声楽のコンテストをそれぞれ数年おきに開催している。
16日、フランスのパリで行われたピアノ部門の最終選考には6人が進出し、審査の結果、神戸市出身の三浦謙司さんが優勝、愛知県出身の務川慧悟さんが2位に入賞した。
日本人がピアノ部門で優勝するのは2007年以来、6人目で、1位と2位を日本人ピアニストが占めるのはコンクール史上初の快挙。