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公聴会終了 民主党は弾劾訴追に向け加速か

2019年11月22日 11:10

アメリカ・トランプ大統領のウクライナ疑惑をめぐり予定されていた5日間の公聴会が終わった。野党・民主党は今後、大統領の弾劾訴追に向けた動きを加速させるとみられる。

21日の公聴会には、ウクライナにあるアメリカ大使館のホルムズ氏が出席した。ホルムズ氏は今年7月、トランプ大統領が側近に電話で大統領選の有力候補の「捜査」について尋ねていたのを漏れ聞いたと証言した。

ホルムズ氏「トランプ大統領は『ウクライナ大統領は捜査をやるのか』と尋ね、側近は『捜査する』『あなたの頼むことなら何でもやる』と答えていた」

予定されていた5日間の公聴会が終わったことで、野党・民主党は今後、大統領の弾劾訴追に向けた動きを加速させるとみられる。

これに対し、大統領を支える議会・上院の共和党とホワイトハウスの幹部が21日に集まり、下院が弾劾訴追した後の上院での弾劾裁判の進め方について協議したとアメリカメディアが伝えていて、攻防が激しくなっている。