ロシア軍“撤退”避難先からウクライナに帰国…増加
ロシアの軍事侵攻を受け、ウクライナから隣国のポーランドには250万人以上が避難しましたが、ロシア軍が首都キーウ周辺から撤退する中、ウクライナに戻る人が増えています。
ポーランドのプシェミシルでは8日、ウクライナから避難した人が、帰国するために国境の検問所に向かうシャトルバスに次々に乗り込んでいました。ロシア軍が撤退したキーウ州に帰る親子は早く自分の故郷に戻りたいと話します。
キーウに帰る母親「家に戻ります。まずは(西部の)リビウに」
キーウに帰る息子「パパに会いたいし、ハグしたい」
バスの運転手によりますと、ウクライナ西部のリビウに向かう女性や子どもなど帰国しようとする人が増えてきているということです。
バス運転手「(Qバスに乗る人は?)2週間前は70人くらいだったが、最近は200~250人だ」
避難生活を送りながらも「1日も早く帰国したい」と話す人は数多くいて、ウクライナに戻る人が今後さらに増える可能性もありそうです。