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米大統領報道官が就任後初会見「黒人で同性愛者で移民の女性として初めて」多様性アピール

2022年5月17日 13:53
米大統領報道官が就任後初会見「黒人で同性愛者で移民の女性として初めて」多様性アピール

アメリカ・バイデン政権の新たな「顔」となるジャンピエール新報道官が16日、就任後初の記者会見に臨みました。「黒人で、同性愛者で、移民の女性として初めてだ」と自らを語り、政権の多様性をアピールしました。

ジャンピエール報道官「私は黒人で、同性愛者で、移民の女性だ。この3つ全てで、この役職に就くのは初めてだ」

ジャンピエール氏は、「これまで何世代もかけ、壁を打ち破ってきた人たちがいなければ、私はここにいなかった」と述べ、アメリカ国内で地位向上に尽くしてきた人々に対して、感謝の言葉を口にしました。

また「私がここで質問に答えることで、女の子だけでなく、男の子もより大きな夢を抱くようになる」と訴え、自身が政権の「顔」となることの意義も語りました。

この日の会見では、東部ニューヨーク州で起きた黒人を狙ったとみられる銃乱射事件の犠牲者の名前を一人一人読み上げ、人種などを理由にした憎悪犯罪の根絶も訴えました。