北朝鮮、ロシアに「相当な数の砲弾」供与か
アメリカ・ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は2日、北朝鮮がロシアに対し「相当な数の砲弾」を供与している情報があると明らかにしました。
カービー氏によりますと、北朝鮮からの「相当な数の砲弾」は、中東や北アフリカの国々を迂回(うかい)し、最終目的地がロシアであることを特定しにくくしているとしています。その上で、「ロシアが最終的に受け取ったかどうか、引き続き監視していく」としています。
またカービー氏は、「ロシアは兵器不足と制裁の影響で、北朝鮮やイランのような国々と協力しなければならない状況だ」と指摘しています。
一方で、北朝鮮からロシアへの砲弾の供与が、「戦争の方向性を変えるものにはならない」との見方も示しています。