369ドル高 景気回復への期待感から反発
20日のニューヨーク株式市場は、経済活動の再開が一段と進み景気が回復していくとの期待感などから買いが優勢となり、ダウ平均株価は反発して取引を終えています。
20日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の日の終値から369ドル04セント値を上げ、2万4575ドル90セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も190.67ポイント上げて9375.78で取引を終えています。
アメリカではすべての州で経済活動が段階的に再開していて、今後も一段と加速することで景気が回復していくとの期待感が高まり、買いが優勢となりました。
また、決算を発表した企業からは5月の出足や先行きの見通しが堅調だとした声が出たことも好感され、幅広い銘柄に買いが広がりました。
市場関係者は「明日は、先週1週間の失業保険の申請件数が発表される。経済活動の再開でどの程度、改善されているのか注目している」と話しています。