北・党中央軍事委“核戦争抑止力を強化”
北朝鮮の国営メディアは、金正恩委員長出席のもと軍事部門の重要な会議が開かれ、「核戦争抑止力を強化するための新たな方針が示された」と伝えました。
24日付の労働新聞は、金委員長出席のもと、朝鮮労働党中央軍事委員会の拡大会議が開かれたと伝えました。
会議では、「核戦争抑止力をより一層強化するための新たな方針が示された」ほか、「砲兵の火力打撃能力を決定的に高める重大な措置が講じられた」ということです。
非核化をめぐるアメリカとの交渉停滞が長引く中、核・ミサイル開発を進める姿勢を強調した形で、今後、さらなる弾道ミサイルの発射などに踏み切る可能性もあります。
北朝鮮メディアで金委員長の活動が伝えられるのは、「健康不安説」に対して初めて健在ぶりが示された今月2日以来、22日ぶりです。