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ウクライナ侵攻 ロシア軍、あえてスピード落としている可能性も

2022年3月2日 12:33

ロシアがウクライナに軍事侵攻してから7日目です。ロシア軍は首都キエフの通信施設への攻撃を強め、テレビ塔への攻撃で5人が死亡しました。

キエフでは1日、中心部にあるテレビ塔がミサイルのようなものの直撃を受けました。

ロシアの国防省は、これに先立ってキエフにある情報・通信施設を攻撃すると警告していました。ウクライナ当局は5人が死亡したと発表しています。

このほか、東部のハリコフで激戦が続き、南部のクリミア半島と東部の親ロシア派の支配地域をつなごうとする作戦も進んでいるということです。

一方、アメリカ国防総省の高官はウクライナ側の予想以上の抵抗で、「ロシア兵の士気が低下している兆候が確認できる」という分析を明らかにしました。

「多くが徴兵で、十分な訓練を受けておらず、戦闘への参加を知らなかった兵士もいる」と指摘しています。

キエフの北にいる部隊の位置は前日と変わっておらず、燃料や食料不足から、あえてスピードを落としている可能性もあるということです。

ただ今後、「部隊の再編成を行い状況に適応していくだろう」と話していて、ウクライナ側にとっては依然として厳しい状況が続いています。

こうした中、複数のアメリカメディアは情報機関がプーチン大統領の精神状態の分析を進めていると伝えました。

NBCテレビは、「プーチン氏は、苦戦や欧米による制裁に不満を抱き、側近に異常なまでの怒りをぶつけている」という情報を報じていて、プーチン大統領が冷静な判断を失い、攻撃をさらに強めることへの懸念も広がっています。