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武漢研究所 新型コロナ流出を改めて否定

2020年7月7日 19:14

新型コロナウイルスの発生源をめぐり、アメリカのトランプ政権が流出の可能性を指摘していた、中国・武漢のウイルス研究所の責任者が、疑惑を改めて否定しました。

中国国営メディアが研究所を取材した際の映像では、厳重なセキュリティー・チェックの様子を報じるなど、安全管理の徹底を強調する内容となっています。

武漢ウイルス研究所・袁主任「許可がなければ蚊1匹も入れず、中のスタッフも1滴の水、1枚の紙すら外部に持ち出せない」

研究所の責任者は、流出説を改めて強く否定しました。

新型ウイルスの起源問題は、米中対立の焦点の一つとなっています。

WHO(=世界保健機関)も今週、中国に調査団を派遣する方針ですが、中国側としてはこのタイミングで、国営メディアを通じて改めて疑惑を否定したものとみられます。