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米・ブリンケン国務長官と中国・王毅政治局員がミュンヘンで会談 気球問題発覚後、初の対面会談

2023年2月19日 6:51

ドイツで開かれている安全保障に関する国際会議で、中国外交のトップ、王毅政治局員が、アメリカ軍による偵察気球の撃墜について、「力の乱用だ」と非難しました。

王毅政治局員は、18日ミュンヘンで開かれている国際会議で演説し、中国の偵察気球をアメリカ軍が撃墜したことについて、「世界には多くの気球が飛んでいる。アメリカ軍はその全てを撃ち落とすのか」と述べ、アメリカ側の対応は「ヒステリックで力の乱用だ」と非難しました。

一方、同じく会議に出席しているアメリカのハリス副大統領も演説し、「ロシアのウクライナ侵攻以降、中国はロシアと関係を深めている」と述べ、中国によるロシアへの支援が国際秩序を脅かしかねない、とけん制しました。

こうした中、アメリカの国務省によりますと、アメリカのブリンケン国務長官と王毅政治局員が18日ミュンヘンで会談しました。中国の偵察気球の問題発覚後初めてとなる対面での会談で、緊張緩和の糸口につながるかが焦点です。

こうした中、現地では、林外相と王毅政治局員がおよそ50分間会談しました。

林外相は、日本の領空内でも「無人偵察用気球」とみられる飛行物体が確認されていることに触れ、「いかなる国の気球であっても、許可なく他国の領空に侵入すれば領空侵犯となる」とけん制しました。

林外相はまた、「日中関係は多くの課題や懸案に直面している」とも指摘し、沖縄・尖閣諸島を含む東シナ海などでの中国の軍事行動の活発化に深刻な懸念を伝えました。

一方で両氏は、日中間の「建設的かつ安定的な関係」の構築に向け、首脳レベルも含めて、緊密に意思疎通を行っていくことを確認しました。