ベラルーシで３０日、大統領選の不正を訴える大規模な抗議デモが行われ、約１４０人が拘束されました。デモは３週連続ですが、混乱が続いています。

ルカシェンコ大統領の６６歳の誕生日にあたる３０日、首都・ミンスクの大統領邸の近くには１０万人以上の市民が集まり、大規模な抗議デモを行いました。デモ隊は大統領の辞任などを求めましたが、政権側は装甲車などを展開させ、約１４０人を拘束しました。

強硬姿勢を崩さないルカシェンコ大統領ですが、政権の後ろ盾となっているロシアのプーチン大統領と電話会談し、今後、数週間以内にモスクワで会談することで合意したということです。