米連邦最高裁 “リベラル派”判事が死去
アメリカ連邦最高裁のリベラル派の判事で、女性やマイノリティーの地位向上に貢献したギンズバーグ判事が、18日、亡くなりました。
ギンズバーグ判事は定員9人の連邦最高裁判事の1人で、リベラル派の女性として、映画のモデルにもなっています。
18日、首都ワシントンの自宅で、すい臓がんのため亡くなりました。
終身制となっている連邦最高裁の判事の構成は、ギンズバーグ氏の死去により、保守派5人、リベラル派3人となりました。後任にはトランプ大統領が保守派を指名するとの見方が有力となっています。
連邦最高裁では、同性婚や人工妊娠中絶、移民の問題など、保守派とリベラル派の意見が割れるケースの是非を決めることも多く、今後、アメリカでは、保守派寄りの判決が続くことが予想されます。