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パリ首都圏、感染警戒レベル最高に

2020年10月6日 1:37

新型コロナウイルスの感染再拡大が深刻なフランスのパリ首都圏で、感染の警戒レベルが最高に引き上げられ、バーの全面閉鎖などの対策強化が発表されました。

パリ首都圏の保健担当者は5日、一日あたりの新規感染者が、1か月前の3.5倍に急増するなど、感染状況が再び悪化していると指摘しました。

そして、政府が、パリと周辺地域の感染の警戒レベルを最高に引き上げたことを受け、6日から2週間、全てのバーの営業を停止すると発表しました。

レストランも対策を強化し、現地メディアによりますと、1つのテーブルあたりの客数を6人以下に制限するなどの措置がとられます。

また、クラスター発生源の4割近くが学校関係だといい、大学の教室の定員も半分に制限するということです。