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米大統領選 トランプ氏、国民向けに演説か

2020年11月4日 12:15

アメリカ大統領選挙は、開票作業が進んでいます。最初の焦点となっている南部の大票田フロリダ州では互角の戦いで接戦となっています。

焦点のフロリダ州の最新状況ですが、アメリカの主要メディアの共同調査によると開票率93%でトランプ大統領が51%バイデン候補が48%の得票で、互角ながらもトランプ大統領が若干、上回っています。また、共和党の牙城だったテキサス州では、バイデン氏がこれまでのところほぼ互角の戦いに持ち込んでいます。

このほか、共和党の地盤インディアナ州やケンタッキー州でトランプ大統領の勝利が確実、民主党の地盤バーモント州ではバイデン氏が勝利を確実にするなどそれぞれが手堅く票を獲得しています。

この日未明まで集会を行ったトランプ大統領は、朝早くから地元テレビ局に電話出演するなど、活発に動いています。その後、ワシントン近郊にある自身の選挙事務所を訪れ、陣営スタッフをねぎらいました。

トランプ大統領「我々はすばらしい夜を迎えるだろう。すばらしい4年になる。ここにいる皆に感謝する」

また、トランプ大統領の最新の様子も入ってきました。地元メディアは、側近との電話に「疲れた様子は見せているものの、勝利への自信をのぞかせている」ということです。

現在は、ホワイトハウスで、数百人を集めたパーティーを開いているもようです。そして、地元メディアは、側近の話として、トランプ大統領がこのあと、国民向けに演説をするという情報も入ってきました。

一方のバイデン候補は、激戦州ペンシルベニア州の生まれ故郷などを相次いで訪問し、支援者らと言葉を交わしてもみくちゃにされる場面もありました。

バイデン氏「家に帰ってこられてうれしいよ」