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仏当局がゴーン容疑者聴取へ 不正流用疑惑

2020年11月21日 12:17

日産自動車元会長のカルロス・ゴーン容疑者が、フランス自動車大手・ルノーの資金を不正流用した疑惑を巡り、フランス司法当局が来年1月に本人への事情聴取を行う方針であることがわかりました。

フランス司法当局は、ゴーン容疑者が2016年にベルサイユ宮殿で自身の結婚披露宴を開く際に、ルノーの資金を流用した疑いなどについて、本格捜査を進めています。

現地メディアによりますと、容疑者を起訴するかどうか判断する権限を持つ予審判事が、ゴーン容疑者の逃亡先のレバノンを訪れ、来年1月18日から本人に対する事情聴取を実施するということです。

ゴーン容疑者に対しては今年7月、フランス当局が事情聴取のため出頭を求めましたが、ゴーン容疑者が移動中に拘束の恐れがあるとして、当局の要請に応じなかったと報じられていました。