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米ワクチン“来月10日直後に配布も”

2020年11月25日 10:40

アメリカ・トランプ政権のアザー厚生長官は24日、新型コロナウイルスのワクチンを、来月10日に開かれるFDA(=食品医薬品局)の諮問委員会の直後にも配布できるとの見通しを示しました。

アザー長官は、製薬大手・ファイザーのワクチンが来月10日のFDAの諮問委員会を経て、緊急使用許可が出れば、24時間以内に配布ができるとの見通しを示しました。また、会見に同席した国防総省の担当者は、年末までに「4000万回分のワクチンを配布できるだろう」と自信をみせました。

アザー長官は、政府機関が政権移行の手続きの開始を承認したことを受けて、バイデン氏の政権移行チームと連絡をとったと明かし、「協力的な政権移行をしていく」としています。

一方、トランプ大統領は、感謝祭恒例の七面鳥の恩赦のイベントで、ワクチン接種の開始に強い期待感を示しました。

トランプ大統領「ワクチンと治療薬はまもなくだ。まもなくと分かるのは、素晴らしい気分だ」

さらにトランプ大統領は、「中国ウイルスとの闘いに従事する医療関係者や科学者に感謝したい」と述べました。