米10州の司法当局 グーグルを提訴
アメリカ・テキサス州など10州の司法当局は16日、IT大手、グーグルを独占禁止法にあたる反トラスト法違反で提訴しました。
地元メディアによりますと、テキサス州など10州の司法当局は、グーグルが、インターネット広告の市場で違法に独占状態を維持し、ウェブサイトの所有者らに損害を与えたなどと訴えています。
また、フェイスブックとの間で競争を抑える取引を結んでいた疑いがあるとしていて、改善措置を取るよう求めています。
これに対しグーグルは、「訴えには根拠がない」などと争う姿勢を示しています。
グーグルに対しては、今年10月に、司法省も反トラスト法違反で提訴しています。
また、今月には連邦取引委員会がフェイスブックを「他社を排除した」などと訴えていて、巨大IT企業をめぐる提訴が相次いでいます。