米 38の司法当局、グーグルを相次ぎ提訴
IT大手・グーグルが、独占禁止法にあたる反トラスト法違反でアメリカ国内の司法当局から相次いで提訴されています。
17日、提訴したのは、コロラド州など38の司法当局で、訴状などによりますと、グーグルがインターネットの検索サービスなどの分野で、違法に独占状態を維持したなどとしています。
具体的には、旅行の検索などで利用者に人気の特定のウェブサイトについて、検索画面で上位に表示されにくくするなど競争相手を排除した疑いがあるということです。
提訴を受け、グーグルは、「この訴訟は、アメリカの人々から有益な情報を奪うものだ」などと争う姿勢を示しています。
グーグルをめぐっては、10月に、司法省などが反トラスト法違反で提訴したほか、16日にもテキサス州などが提訴しています。