韓国 香港・マカオからの入国者にも新型コロナ検査を拡大
韓国政府は中国からの入国者に義務づけている新型コロナウイルスの検査を香港とマカオにも拡大すると発表しました。
韓国政府は中国で新型コロナの感染が急拡大していることを受け、今週から中国からの入国者に対し、入国前後の新型コロナの検査を義務づけています。
また、中国発の航空機の到着は仁川空港に一元化しているほか、短期ビザの発行を制限しています。
さらに、今週の土曜日からは香港とマカオからの入国者に対しても入国前の検査を義務づけることを決めました。
香港でも感染者が増加していることやアメリカなど主要国の動向を考慮したとしています。
ただ、香港とマカオについては入国後の検査義務づけや短期ビザの発行制限などは行いません。
韓国保健当局によりますと、3日と2日の2日間、中国から入国し検査結果が出た短期滞在外国人590人のうち、2割以上にあたる136人の感染が確認されています。