IOC委員“検査徹底で東京大会は可能”
IOC(=国際オリンピック委員会)で医療部門のトップを務める委員がNNNのインタビューに応じ、選手や観客に対する新型コロナウイルスの検査を徹底することなどで、東京大会を安全に開催できるとの見解を示しました。
IOC医療部門トップ・エルドネル委員「東京に到着してから選手村やホテルに入る前に再び検査が行われる」
IOCのエルドネル委員は、選手全員が新型コロナの検査を東京に出発する72時間前までには受けたうえで、入国してからも検査を徹底して行う方針を明らかにしました。
また、「検査は観客など全ての関係者に求められるだろう」と述べたほか、選手が競技終了後に選手村に滞在できるのは最大2日になるとしています。
こうした対策で安全は確保でき、選手のワクチン接種の義務化は必要ないと強調しました。
一方、東京大会を再延期する可能性については、「開催を成功させることに集中していて、他のプランは考えていない」としています。