ミャンマー“スー・チー派”臨時閣僚を任命
クーデターが起きたミャンマーで、アウン・サン・スー・チー氏が率いる政党などは2日、臨時閣僚の任命を発表しました。
ミャンマー軍はクーデターのあと、前政権の大臣らを解任し、軍出身者を中心に新たな閣僚を任命しています。
これに対し、スー・チー氏が率いる政党などで結成された「連邦議会代表委員会」は、「政府が軍に不当に転覆され、職務が遂行できない」として、スー・チー氏が務めていた外相など、9つの閣僚ポストに4人の大臣代行を任命しました。
引き続き、政権を担っているとの意思を示すとともに、軍事政権を容認しないよう国際社会にアピールする狙いとみられます。