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LAで人種間の連帯訴え アジア系被害多発

2021年3月14日 13:07

アメリカ各地でアジア系住民を狙った憎悪犯罪、いわゆるヘイトクライムと疑われる事件が相次ぐ中、ロサンゼルスで13日、人種間の連帯を呼びかける集会が開かれました。

集会は、人種問題に取り組む市民団体などが開いたものです。日系人街にある広場に多くの人が集まって、異なる人種の間にある憎しみや暴力をなくそうと訴えています。

集会では、アジア系の女性が電車で人種差別的な言葉をあびせられた経験を語りました。

被害にあった女性「もはや家の近所でも安全とは感じられない。毎日感じる怒りで疲れ切ってしまった」

参加者からは、トランプ前大統領が新型コロナウイルスを「中国ウイルス」と呼んだ影響が残っているとの声も聞かれました。