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“デジタル接種証明書”導入計画発表 EU

2021年3月18日 9:34

EU(=ヨーロッパ連合)の執行機関であるヨーロッパ委員会は、新型コロナウイルスのワクチンを接種したことなどを示すデジタル証明書の導入に向けた計画を発表しました。

フォンデアライエン委員長「安全で責任があり信頼できるやり方で、移動の自由を回復できるよう、加盟国を支援することを目指している」

ヨーロッパ委員会は17日、新型ウイルスのワクチンを接種したことなどを示す、EU共通の「デジタルグリーン証明書」の概要を発表しました。証明書の発行は無料で、ワクチン接種のほか、検査の陰性結果や感染歴などの情報が示され、スマートフォンにも保存できるようになるということです。

EU域内外の自由な移動を促進するのが目的で、今後、首脳会議とヨーロッパ議会の承認を得て、この夏までの導入を目指したいとしています。