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教室内での“距離”を半分に変更 米CDC

2021年3月20日 13:52

アメリカのCDC(=疾病対策センター)は19日、学校での新型コロナウイルス感染防止対策の指針を見直し、教室内で取るべきソーシャルディスタンスを、これまでの半分の3フィート(およそ90センチ)に変更しました。

CDCが改訂した指針では、全ての小学校と感染が落ち着いている地域の中学校・高校について、マスクを着けている児童・生徒が教室で取るべきソーシャルディスタンスを、これまでの6フィート(およそ180センチ)から、3フィート(およそ90センチ)に変更しました。

一方で、感染が多い地域の中学・高校や、教職員ら大人同士ではこれまで通り180センチの間隔をとるべきとしているほか、食事中などマスクを着けられない場合や、屋内で歌ったり、運動したりする時なども180センチの間隔を推奨しています。

CDCのワレンスキー所長は、「CDCの最優先事項は、学校で安全に対面授業を再開するのを指導することだ」と強調しました。