米ファイザー 12歳未満への臨床試験開始
アメリカの製薬大手「ファイザー」は25日、新型コロナウイルスのワクチンについて、12歳未満の子どもを対象とした臨床試験を始めたと発表しました。
ファイザーは25日、生後6か月から11歳の子どもを対象とした新型ウイルスワクチンの臨床試験を開始し、参加者へのワクチン投与が始まったと発表しました。
この臨床試験は、子どもに対するワクチンの安全性や有効性を確認するためのもので、144人の参加者を3つの年齢グループに分け、まずは5歳から11歳のグループからワクチン接種を始めたとしています。
ファイザーのワクチン接種は現在、16歳以上に制限されていますが、12歳から15歳を対象とした臨床試験はすでに行われていて、ファイザーは近いうちに得られたデータを発表するとしています。