ファイザー製接種12歳以上に拡大 カナダ
アメリカの製薬大手・ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、カナダが接種対象を12歳以上に拡大することを承認しました。
カナダの保健当局は5日、現在、16歳以上が接種対象となっているファイザーの新型ウイルスワクチンについて、12歳から15歳への使用を承認すると発表しました。アメリカで行われた臨床試験のデータから、12歳以上の若者にも安全性と有効性が確認できたとしています。
ファイザーによりますと、12歳から15歳の若者への使用が承認されたのはアルジェリアに続いて2か国目だということです。
ファイザーはヨーロッパやアメリカの規制当局にも接種対象を12歳以上に拡大する申請をしていて、アメリカでは来週にも判断が示されるとみられています。