韓国法務次官“運転手へ暴行”辞職願を受理
タクシー運転手へ暴行の映像がメディアで報じられた韓国の法務次官について3日、文在寅大統領が辞職願を受理しました。
韓国SBSテレビが報じたタクシーの車内カメラの映像には、突然、後部座席の乗客が運転手の首を絞める様子が映っています。
去年11月、酒に酔い運転手に暴行を加えたこの乗客、韓国法務省のナンバー2、李容九法務次官です。
韓国メディアによりますと、次官は当時は弁護士で、運転手におよそ100万円を支払い和解したことで、警察は立件を見送っていました。
しかし、この事件の翌月、法務次官への就任直後に、暴行疑惑が表面化すると、警察が忖度したのではないかという批判が高まり、現在、再捜査が進められています。
3日、文大統領は、李次官が先月28日に提出していた辞職願を受理しました。