運転手に暴行の一部始終 韓国・法務次官が
2020年11月、韓国で起きたタクシー運転手への暴行。
タクシー運転手
「ここで降りますか?」
すると後部座席に座っていた乗客から突然、暴言が…
乗客
「このXXXのXX」
タクシー運転手
「私に悪口を言ったのですか?」
すると、乗客が身を乗り出して運転手の首を絞め始めたのです。実はこの乗客の男性、韓国法務省のナンバー2、李容九法務次官。
李容九法務次官
「君、なんだ?」
タクシー運転手
「タクシー運転手です、タクシー運転手! 警察署に行きましょう」
この時、酒に酔っていた李法務次官。
韓国メディアによりますと、当時、弁護士である李次官が運転手におよそ100万円を支払い和解したことで、警察は立件を見送りました。
しかし、この事件の翌月、法務次官への就任直後に暴行疑惑が表面化すると、警察が忖度したのではないかという批判が高まり、現在、再捜査が進められています。