サハリンで“日本人男性の遺体”発見…沈没事故と関連か 身元確認急ぐ
知床半島沖の観光船沈没事故で、サハリンで新たに日本人とみられる男性の遺体が発見されたことが先月31日、新たにわかりました。
遺体が見つかったのは、サハリンのトマリ地区の沿岸です。遺体は高齢の男性とみられ、身長はおよそ160センチ、Sサイズの洋服を着用していました。
関係者によりますと、先月28日に遺体を発見し、31日にロシア側から連絡がありました。日本政府は、外交ルートを通じて身元の確認を急いでいます。
一方、サハリンや国後島で見つかった別の3人の遺体については、海上保安庁の船で、サハリン南部のコルサコフ港に引き取りに行くことで、日露両政府が正式に合意したということです。
引き取り時期については調整を進めています。