バイデン政権発足から半年「中国との競争」
アメリカのバイデン政権は20日、発足から半年を迎え、バイデン大統領は中国などとの「21世紀を決定づける競争の中にある」と強調しました。
ホワイトハウスでは、政権発足から半年に合わせ、2回目の閣議が開かれ、ブリンケン国務長官ら閣僚が勢ぞろいしました。
バイデン大統領「私たちは中国などと21世紀を決定づける競争を行っている」
バイデン大統領は、中国などの専制主義国家が、「物事が急速に変化する時代に、合意形成に時間がかかる民主主義は太刀打ちできない」と考えていると指摘。その上で「私はこの考え方を完全に否定する」「民主主義は有能だ」などと訴えました。
一方、この半年を振り返って「アメリカは戻ってきた」と述べ、トランプ前政権下での「アメリカ第一主義」を脱却し、ワクチンが不足する国々への供与などを通じて、今後も国際的なリーダーシップの回復を図っていく考えを改めて示しました。