バイデン氏の訪欧「民主主義国家を再結集」
アメリカ・ホワイトハウスで国家安全保障を担当するサリバン大統領補佐官は、今週から始まるバイデン大統領のヨーロッパ歴訪について、「世界の民主主義国家を再結集させる」と述べ、その意義を強調しました。
バイデン大統領は今月9日から、就任以降初めての外国訪問に出発し、イギリスでのG7(=主要7か国)首脳会議や、ベルギーでのNATO(=北大西洋条約機構)の首脳会議、スイスで開かれるロシアのプーチン大統領との米露首脳会談に臨みます。
サリバン補佐官は7日、「現在直面する大きな課題に立ち向かうため、世界の民主主義国家を再結集させ、バイデン大統領の外交政策の根幹を推し進めることが核になる」と、訪問の意義を強調しました。
また、一連の外交について、「大統領は強い立場から今回の訪問を行う」「パンデミックからの劇的な進展や、世界経済の回復を後押しする力強い成長、強固な同盟関係の基盤がある」と強調しました。