豪雨と土砂崩れ14人死亡 バングラデシュ
バングラデシュ南東部で28日、豪雨と土砂崩れが少数派イスラム教徒ロヒンギャの難民キャンプを襲い、難民ら14人が死亡しました。
バングラデシュでは、モンスーンによる豪雨が続いていて、南東部のコックスバザールでは28日、豪雨で土砂崩れが相次ぎ、家屋が倒壊するなどしました。
AP通信によりますと、豪雨と土砂崩れはロヒンギャの難民キャンプを襲い、これまでに子供5人を含む難民ら14人が死亡したということです。
この地域では、隣国ミャンマーから迫害を逃れてきた100万人近くのロヒンギャが避難生活を強いられていて、その多くは、竹やシートなどで作った簡素な小屋に住んでいます。
地元気象当局は、雨は今後、数日間降り続くとしていて、さらなる被害が懸念されます。