米英・米豪首脳が相次ぎ会談 連携を確認
アメリカ・イギリス・オーストラリア3か国の新たな枠組みによって、潜水艦の開発計画を破棄されたフランスが反発を強める中、米英・米豪首脳が相次いで会談し、インド太平洋地域での連携を確認しました。
アメリカのバイデン大統領とイギリスのジョンソン首相は会談冒頭、ヨーロッパに位置するイギリスがインド太平洋地域で防衛協力を進める米英豪3か国の枠組み「オーカス」立ち上げの意義を強調しました。
バイデン大統領「アフガンやインド太平洋地域で、いかに米英が連携を続けていくかだ」
ジョンソン首相「豪州との防衛技術の協力は進展していて、世界全体に利益をもたらす大きな可能性を秘めている」
バイデン大統領はこれに先立ち、オーストラリアのモリソン首相とも会談しました。バイデン大統領は、24日に菅首相やインドのモディ首相も交え開く初の対面形式のクアッド首脳会議を「歴史的」だと強調しました。
こうした中、ホワイトハウスの報道官は、オーストラリアの潜水艦開発計画の破棄をめぐって、緊張関係に陥っているフランスのマクロン大統領とバイデン大統領の電話会談が、「近く行われる」と明らかにしました。