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“中国潜水艦”接続水域を航行 奄美大島

2021年9月12日 13:56

鹿児島県奄美大島の東の日本の接続水域で、中国軍とみられる潜水艦が潜ったまま航行していたと防衛省が発表しました。

防衛省によりますと今月10日、奄美大島の東側の接続水域を外国の潜水艦1隻が潜ったまま北西に向けて航行しているのを確認したということです。潜水艦の近くには中国海軍のミサイル駆逐艦が航行していたということで、防衛省は、潜水艦が中国海軍のものと推定しています。領海への侵入はなかったということです。

中国軍とみられる潜水艦が潜った状態で、接続水域を航行したことが公表されたのは去年6月以来のことです。

国際法上、外国の潜水艦が浮上しないまま接続水域を航行することは禁止されてはいませんが、岸防衛相は「緊張感を持って情報収集や警戒監視に万全を期す」よう指示しました。