アメリカのＣＤＣ（＝疾病対策センター）は２１日、モデルナとジョンソン・エンド・ジョンソンの新型コロナウイルスワクチンについて、追加接種を推奨することを決めました。

ＣＤＣは２１日、専門家らによる諮問委員会を開き、モデルナとジョンソン・エンド・ジョンソンの新型ウイルスワクチンの追加接種に関する協議を行い、全会一致で追加接種を推奨することを決めました。

モデルナについては、６５歳以上と、重症化リスクや感染リスクの高い１８歳以上を対象に、従来の半分の量のワクチンを接種完了から半年以上あけて接種することを推奨しました。

ジョンソン・エンド・ジョンソンについては、１８歳以上を対象に最初の接種から２か月後以降の追加接種を推奨しました。

また、追加接種ですでに接種を完了したワクチンと別の種類のワクチンを打つ混合接種については、前の日のＦＤＡ（＝食品医薬品局）による承認を支持しました。

これらの諮問委員会の決定をうけ、ＣＤＣも２１日に最終的に推奨を決めました。近く接種が始まる見込みです。