×

韓国・野党候補“GSOMIA継続すべき”

2021年10月26日 22:04

来年3月に迫った韓国の大統領選挙で、尹錫悦前検事総長に並び、保守系最大野党の有力候補である洪準杓(ホンジュンピョ)議員が、26日、安全保障政策を発表し、日韓が軍事機密を共有するための協定(=GSOMIA)は継続すべきとの認識を示しました。

洪準杓氏は、文在寅政権では「対北朝鮮政策が国防政策より優先され、国の品格は大きく崩れた」と批判、自身はショーのような南北首脳会談は行わないと強調しました。

その上で、緊張緩和のための南北軍事合意は北朝鮮によってすでに死文化されたとして、ただちに破棄するとした一方、日韓のGSOMIAは継続すべきとの認識を示しました。

洪準杓氏「韓日は対北朝鮮において運命共同体だ」

日韓関係については、父親が日本のいわゆる徴用工だったと明かす一方で、「個人的な感情で韓日問題を解決するのは適切でない」と述べました。

最新の世論調査では、洪氏は、同じ「国民の力」の尹錫悦前検事総長と支持がきっ抗し、調査によっては洪氏がリードしています。